滞在も6日目。
今日はまず
「Mercedes-Benz Museum」
電車で行こうか車で行こうか
まよいましたが、車にしました。
9:00オープンということだったので
早めにホテルを出て9:30位には到着。
地下駐車場から入口へ
受付で入場料の8ユーロを払って
無料の音声ガイドを貸してもらいます。
宇宙船みたいなエレベーターに乗って
最上階へ。
入口前
馬という乗り物から自動車への入口
ということなのでしょう。
世界初のガソリン自動車。
ここからメルセデスの歴史が始まります。
最初はこんなに古いのは
さらっと見るだけと思っていましたが、
音声ガイドの解説もあり、
けっこう興味深く見入ってしまいました。
自動車がどのように進化してきたかは
メルセデス・ベンツの歴史でもあります。
次の階に降りて行きますと
急に自動車らしい感じになってきます。
ダブル フェートン
SSK
1928年発表当時に最高速192km!
エンジンオイルが少しもれているよう
実際に走らせることもできるのかな?
有名なSLR専用のトランスポーター。
300SLRクーペ
当時のF1をベースに造られており、
300SLとは全くの別物。
300SLの鋼管スペースフレーム
W201のライトアイボリーが展示してありました。
個人的に大好きなボディーカラーで前期型。
うちにもレストア用の同じ車があるので
いつかはこんな感じに仕上げたいですね。
こちらはデータ計測用の車両。
当時の計測機器では重すぎて
車両に搭載しての計測ができなかった
のでしょう。
計測する車両からハーネスをつないで
後の車両で計測する仕組み。
それ専用の車両を造っているところが
メルセデスらしいです。
クラッシュテスト用の台車や
ダミー人形が展示されているのも
メルセデスならではです。
有名人の車両コーナー。
R129は故ダイアナ妃のもの。
英国で相当な反発があったらしく
納車後、実際には使用していないとのこと。
ゲレンデはヨハネパウロ二世のパパモビル。
W201のAMGはリンゴスターが所有していた車を
オークションで買い取ったそう。
レストアされていないようで補修跡がありました。
途中、ドライビングシュミレーターの
簡易版があったので乗ってみました。
歴代のレース車両。
展示方法がセンスいい。
膨大な展示車両をすべて見て行くと
結構な時間がかかります。
私は結構じっくり見た方だと思いますが、
ここまでで約4時間かかってます。
で、一番下の階まで降りてくると
メルセデスで言うところの
ヤング・クラッシックな車両が
展示してあります。
1973年式のW116 280SEが
22,000ユーロ、約300万円。
本家でレストアされた車両の割には
そんなに高くない気がします。
1993年式 S124 280TE。
走行距離12,100km。
価格応談。
1994年式 W124
E60 AMG Limited
走行距離74,890km
価格応談。
ドアロックしてあったので
内装までしっかり見ることは
できませんでしたが、
変に化粧しただけのレストアでは
なさそうでいい感じに仕上がっています。
最後はどこでもそうですけど
グッズショップに立ち寄るような
ルートになっています。
1冊でも結構重たいので
迷いましたが購入。
Classic Selectionのスケールモデル。
日本でも限定で発売されていますが、
なかなか124は出てこないので。
最後に隣に併設されているショールームで
新型のスマートを見てきました。
日本にはいつ入ってくるんでしょうか。
展示車両はマニュアルミッションでしたが、
日本仕様では導入されないでしょう。
限定でもいいのでMT入ってこないかなー。
新しいモデルで復活した「 forfour 」
リヤドアウインドウは前ヒンジの
開閉式になってました。
一度訪れてみたかった
メルセデスベンツ ミュージアムですが、
想像以上に内容が充実していて
見応え十分でした。