2016年6月16日木曜日

S124 E320T メンテナンスでお預かり




1995  E320T

259,000km



いつも修理等でわざわざ山口県から
お越しいただいているS124を
お預かりしました。


今回は

・リヤバンパーレール割れにて交換
・ワイパー可動部のグリスアップ
・ボンネットインシュレーター交換
・エンジンオイル、フィルター交換

です。


リヤバンパーはレール部のみの割れ
だったので、レールのみ新品を
塗装して交換しました。


ワイパーのグリスアップは
以前のブログを見られて気になる
との事で作業のご依頼です。

 


 

ワイパーユニットはフロントガラス下の
ゴムモールと一体で外れます。

 

 
表側のカバーを外すとスライド部は
グリス切れしています。

後期型の124はユニットごと
取り外さなくても表側のカバーは
外れますので、この部分には簡単に
グリスアップすることができます。
 


 
中のギヤ部へのグリスアップは
リンケージを外してやらないと
いけません。

 

 
ワイパーユニットを外したついでに
ブロアモーターの軸受けに給油して
おきます。

この部分には「SUPER ZOIL」を使用。

 

 
ダクト周りの隙間を埋める
スポンジがボロボロだったので、
高耐候性のスポンジテープで補修。






ボンネットのインシュレーターも
古いものを粉まみれになりながら
きれいに剥がし、
新品をスプレーボンドで貼り付け。






エンジンオイルの交換は
A.S.H. VSE  10W-40



当店ではエンジンオイルは
を使用しております。

100%化学合成のVSEと
鉱物油のものを使い分けています。



比較的新しめの車両用に
最近試験的に入れてみました。



















2016年6月14日火曜日

W221 S550 スピードセンサー交換




2009  W221
S550
49,500km



お客様からエンジンがかかったまま
ドアロックしてしまったと連絡が
あり、ガソリンスタンドまで出張。

聞くと家を出る時にエンジンをかけた
まま鍵を忘れて出てしまい、スタンドに
着いてから気がついたとの事。

鍵を取りに戻ってきた時には
ドアが全てロックされていて、
リモコンやメカキーで開けようとしたが
開かなかったようです。


エンジン始動中に鍵が車内に無いと
「キーが認識できません」
とか出ると思うのですが、
どうだったのでしょうか。


今回は結果的にはスピードセンサーの
不良で走っていないのに車速が上がって
しまい、自動ロックがかかったという
症状でした。

この場合、リモコンやキーシリンダーで
普通にはドアロックが解除できません。




画像は助手席側でキーシリンダーが
ありませんが、運転席側の
キーシリンダーにメカキーを差し込んで
左に回したままドアハンドルを
素早く何回も引くとロックが
解除できます。

車内に入ってスピードメーターを見ると
260kmを振り切って、
トリップメーターがどんどん進んで
いっています。

とりあえず工場に入庫させ診断すると
右フロントのスピードセンサーが
ダメでした。







とりあえず不良箇所は右前だけでしたが、
このセンサーは不良が多く、
4箇所全て交換したほうがベストです。







当店では過去にW164のMLでも
同じ症状の車両がありました。


今回は鍵が車外にあったのでよかった
ですが、出先で鍵を室内に残したまま
ロックがかかってしまうと大変です。


ABSなどの警告が時々出るとか、
ナビの自車位置が時々狂ってしまう
などの症状が見られる場合は
早めに点検しておいたほうが
いいでしょう。


センサーが1個が約25,000円で
4個交換すればそれなりの出費を
覚悟しなければいけませんが、、、











2016年6月6日月曜日

W126 500SEL Tickford Limousine




1987  500SEL
49,100km

「 Tickford  Limousine 」



お客様が最近購入され、
車検整備でお預かりしました。


少し古めのW126がベースですが、
程度は良く、整備もしっかりされて
きた個体のようです。


国内での初年度登録が昭和62年で
バブル期に輸入された車両です。






W126リムジンのお約束の
「1000 SEL」

当時の雑誌なんかで見てた
リムジンはほとんどこのエンブレムが
ついてたんじゃないかなあ。






全長は標準より92センチ長い
6.08メーター。

リヤシートは対面でも余裕アリ。

リヤのシートクッションは
ベロア素材で造り替えられています。






こちらの車珍しく右ハンドルなんですが、
調べるとなにやら由緒あるイギリスの
コーチビルダーが製作しているみたい。



しかし何せ全長が長いので
工場のリフトに上がらない。

仕方ないのでジャッキで上げて
ウマにかけての作業。


前回の車検からほとんど
走っていないようで
油脂類の交換くらいで済んだが
どうやらオド&トリップメーターが
動いていないようだ。





メーターは49,100kmだが
実際にはもう少し距離は
伸びているでしょう。




取外してギヤを確認すると
やはり12枚の小さいギヤが
なくなっていたので取付。

常時動いている車両に比べて
あまり乗られていない車両では
透明のギヤがアメ細工のように
なっていて、もろく欠けています。



少し試運転しましたが、
ボディーもしっかりしていて
ストレッチによる違和感は
ほとんどありません。

エンジン、ミッション、
サスペンションなども特に
気になるような箇所もなく、
非常に状態の良い車両でした。
















2016年6月4日土曜日

S124 E320T 車検整備




1995  E320T LIMITED
136,000km

ワンオーナー



前回の入庫ではATのオーバーホールを
させていただきました。

今回は車検での入庫です。





リヤバンパーをぶつけられたそうで、
レール部が割れています。






純正で半ツヤのバンパーは白く退色してます。

リヤバンパーは中古の手持ちが
ありましたので交換して
前後パンパーとリヤのナンバーの上も
塗装しました。





スパークプラグの点検。

カバーのネジ山がズルズルになってる
車が多いです。




プラグは交換して、




ネジはダイスでさらって
カッパーグリス塗布しておきます。




新車時から替えられてないと
思われるリヤのボールジョイント。





SSTにて交換しますが、
ジョイントは純正品を使います。

過去にはOEMを使ったこともありますが、
どうも純正に比べて硬さがないように
思います。
金額的にも大差ありませんし。




ステアリングダンパー。




リブベルトを交換したのですが、
最終年式はテンショナーが変わっていて
交換は楽にできます。

ファンシュラウドのストッパーの
取付が割れていたのでこれも
手持ちの中古に交換しておきました。




交換時期になっていたフロントの
ローター&パッド。
リヤもパッドは交換しました。





こちらも新車時のままだった
ボンネットのインシュレーターを交換。







後期型には付いている
エアコンフィルター。

当分交換されていないはず。
かなりの汚れ具合。






助手席側のドアの開閉の際に
カタカタ音が出るとのことで
事前にドアチェックの部品を手配
しておいたのですが、




取付のボルトが3本とも
緩んでいて締め直したら問題
ありませんでした。


その他
バッテリー、パワステリターンホース、
ATクーラーホースなど交換しましたが、

この時期、メカニックが入院中で
一人で何もかも対応していたので
写真を撮るのを忘れてる部分多し。


こうやって何回か整備していると
その車の状態もわかってきますし、
オーナーの使用状況にあわせて
今後の整備計画のお勧めも
しやすくなります。