2015/04/11

W126 純正アルミホイール






'90  W126  300SE
153,500km


先代のお父様から譲り受けられて
大事に乗っていらっしゃいます。


昨年ボディーの塗装を一部補修させていただいてから
全体的にリフレッシュできたのですが、


ホイールだけが少しくたびれており
気になるところだったので、

タイヤ交換もかねて、ホイールも交換させていただきました。






純正の15インチですが、
新車から数ヶ月だけ使用された
ほぼ新品が見つかりました。


タイヤも純正サイズの205/65R15。
コンチでこのサイズはもう選ぶ余地無し。
今回はEcoContact5をチョイス。






バランスウェイトも新車時同様の
リムにキズが付かないタイプです。








ホイールボルトもさびが出ておりましたので
下側のようにブラスト処理しました。






クリヤーをかけて仕上げます。


今回お預かりした時にちょっときになる物を発見!





コンソールの灰皿下側のくぼみに
ドリンクホルダーが付いています。

ただのアクリル板に穴があいているだけですが、
十分実用になります。


エアコンの吹き出口にドリンクホルダーを
着けたくないそうで、アクリル加工業者に
作ってもらったそうです。









2015/03/24

W463 G63 AMG

 




2015  G63 AMG

Obsidian Black / Black Leather ( Designo Exclusive Leather Package )








カスタムのご依頼でお預かりしました。

新車ですが、いきなりボンネット&リヤゲートを

スムージングしていきます。







その他も細かい部分を作業していきますので

少々お時間をいただいております。

1ヶ月後位には完成予定です。




2015/03/17

W221 S350 7Gミッション修理 <続>






取り外したフィルターですが、

細かいスラッジがかなり出ています。

(うす黒いところがスラッジです)


オイルパンに取付てある磁石も

5速のころは四角いのが1個でしたが、

この車両には丸いのが6個も付いています。

それだけメーカーの方でもスラッジが多い認識なのでしょう。






ATFを規定量まで注入し、DASで油温を見ながら調整します。



一通りの作業が終わったらテスト走行をしてみます。

少しシフトダウン時のショックが大きいようでしたので、

交通量の少ない直線道路にてアダプションを繰り返しました。



これでATの修理の方は完了ですが、

エンジンオイル漏れもありましたので修理させていただく事に。






もう取外しが終わってますが、

オイルフィルターハウジングとオイルクーラーの

合わせから漏れていました。

サーモスタットケースやベルトなども外しています。





この前の型のV8やV6のエンジンとかでも

よく漏れていましたが、

このタイプもこれから定番の修理になるのでしょうか。



今回のように走行が比較的少なくても

7速ミッションはスラッジがかなり出て

ATFも真っ黒になっています。

メーカーも交換時期を早くしてきているみたいなので

早めの定期交換をおススメします。

















2015/03/14

W221 S350 7Gミッション修理

 








W221  S350
54,000km


変速しなくなったW221をお預かりしております。

こちらの車両には7Gトロニックと呼ばれる

7速ミッションが載っています。


何か不具合があるとATを保護するため

エマージェンシーモードで2速に固定されます。


DASで診断するとスピードセンサーの不具合が、、、

まずは、ATオイルパンを取外し状態の確認です。




走行距離はそんなに多くはないですが、

オイルパンに取付られている磁石には結構スラッジが付いています。

ATFも距離の割にはかなり変色しておりました。


今回はエレクトロプレートの交換でいけそうなので

バルブボディーを降ろします。






スピードセンサーは単体で交換ができませんので、

エレクトロプレートと呼ばれる基盤ごとの交換になります。


ですがこちらの部品、メーカーでは外販禁止部品となっており

交換後にコーディングも必要になってくる部品です。

本来であればディーラーに持ち込んでの作業依頼になります。


が、この度以前よりお世話になっている業者さんから

入手できるようになりました。




もちろん純正新品。部品番号も変更後の最新版です。





上が取り外したプレート。
下が今回入手できた最新のプレート。


ユニットがシーメンスからコンチネンタルに変わっています。

コンチネンタルはタイヤ以外の分野に以前から参入していますが、

こんなところにまでとは。



続きはまた。








2015/03/13

S30 フェアレディーZ






昭和49年式
S30


今日はウチではちょっと珍しい車が入庫しております。


当店のお客様が最近購入されたとのこと。


運転席のドアガラスが上がらなくなったので
修理してほしいとの事でした。

最近は基本的にメルセデスしか修理を受けないのですが、
懐かしさもあり依頼をを受けました。



半分位から抵抗があって上がりません。
ガラスも前側に斜めになってます。






とりあえずばらしてレギュレーターを取外すと
ガタも多く、曲がっておりました。

修正して古く固くなったグリスを入替、
取付けてもまだうまく閉まりません。

何度も着けては外しを繰り返しますが
なかなかうまく動いてくれません。

レギュレーター自体ももう何度か修理した様な跡もあり
これ以上調整は無理と判断し、下側のレールの固定位置を
加工して取付ける事に。

あーだこーだと時間はかかりましたが、何とか正常に閉まる
ようになりました。

まあもう40年も前の車なんでそんなにサクッとはいきませんよね。




今回、引取納車で少し乗らせて頂きました。

学生時代にL型やA型ばかりチューニングするショップで
アルバイトしてて、S30に乗るのは25年ぶり位です。

当時そこのお客さんの多くが100万位かけて
L28の3.1フルチューン乗ってましたので、
素のL20に乗ったのは初めてかも。

最近はボアアップやチューニングをする人は少なくノーマルが
人気なんでしょうね。(高騰してますし)

同じL型エンジンを積んだハコスカも人気がありますが、
個人的には断然軽量なS30の方が好きです。