2004 209342
CLK200
88,000km
エンジン警告灯点灯、少しエンジン不調
とのことでお預かりしました。
M271エンジンでは何度も作業している
ブローバイホースの破れです。
破れているホースはインテークの下、
さらにスパーチャージャーも
取り外しての作業になります。
ホースは計3本、チェックバルブも
一緒に交換しますが、この作業時に
一緒に交換した方がいいのが
ベルトテンショナーです。
テンショナーの交換には
スーパーチャージャーを取り外す
必要があるので同時交換を
お勧めしています。
今回はカムマグネットからも
オイル漏れがひどかったので
交換させていただきました。
ここも早めに手当てしてやらないと
ハーネスを伝わってコンピューターまで
オイルがまわってしまいます。
W203の同タイプのエンジンでも
同様になります。
2005 E350T
92,241km
エンジン警告灯が点灯しているので
1年点検とあわせて入庫して
いただきました。
エンジンの警告灯点灯の原因は
エアーポンプの故障でした。
バランサーシャフトのスプロケでなくて
良かったです。
エンジンマウントも中のオイルが
出てしまってダメで交換。
ATマウントも交換。
この3点は同時交換が基本です。
あとは特に不具合は無く、
エンジンオイルの交換をさせて
いただきました。
1993 W201
190E 2.6 SportLine
90,000km
お客様が新たに購入したので
一通り点検してほしいとのことで
持ち込まれた190E 2.6です。
年式の割に走行距離が伸びていない
10万キロ前後の車両は意外に
整備に費用が掛かることがあります。
・ラジエターホース
・ベルトテンショナー、ベルト
・ヘッドガスケットオイル漏れ
・エンジンマウント不良
・ステアリングリンケージ一式
・プロペラシャフトジョイントディスク
・ボンネットインシュレーター
・ショックアブソーバー
・フューエルゲージ
・SRSランプ点灯
・クルーズコントロール作動不良
その他、、、
うん〜、軽く50万は超えそう、、、
ヘッドガスケット、ステムシール交換。
ヘッド、ポート、バルブなどのカーボンを
綺麗に落として洗浄、組み付け。
クルーズコントロールは助手席足元にある
コントロールユニットの不良でした。
ブロアモーターも異音が出ていましたので
新品に交換。
モーターの配線はバッテリー後ろの
レジスターに繋がっています。
ショック、アッパーマウント、
ブーツやバンプラバーも交換して。
ドアミラーのラバーキャップが劣化して
いたので新品に交換。
追加作業を色々頼まれた中で、
断熱のガラスフィルムをリヤに貼った
ついでに、頼まれていませんが
リヤボードを外して劣化していた
スピーカーカバーのスポンジを取り除き、
黒い化繊の布で細工してみました。
作業内容が多すぎて画像も結構撮り忘れ
なんか中途半端な紹介になって
しまいましたが、
シャキッとした本来の感じが戻って
いい車に仕上がりました。
こういう本来の走りができるように
整備するのは結構費用もかかりますが、
今の車から比べても遜色ないどころか
全然良かったりもします。
1994 E320T
191,000km
走行中の異音をなおしてほしいとの
ご依頼です。
当店へ持ち込まれる前に他のお店で
色々と調べて何点か部品を替えられた
ようですが、肝心の異音が治らない。
早速試運転するとリヤのハブベアリングが
片方ダメのようです。
この半年で数台見てきましたが、
リヤのハブベアリングで異音の
でているものは焼き付いていて
ハブがまず抜けません!
かなり頑丈な純正のSSTでも工具の方が
壊れる始末です。(泣)
純正のSSTであれば車上で交換できて
しまうのですが、抜けないものは
ハブキャリアを下ろして15tのプレスに
かけようが、キャリアをガンガンに熱して
プレスしようが外れません。
色々試しましたが、ベアリングを
焼き切って外すしかありません。
もちろん同時に左右を替えるのですが、
異音の出ていない方はSSTですんなり
抜けるので、ここはなるべく早めに
予防交換しておきたいところですね。
ベアリングは社外品も出ていますが、
精度が悪いので純正品で交換します。
久しぶりにW201の良車が
入庫してきました。
前期型の方はアンファングで
1987年式
135,000km
この車両は当店で6年前に
販売した車両で、当時納車整備で
かなりの部品を交換しています。
その後もしっかりと整備されて
いますので、走行距離は多いですが
状態は問題ありません。
アンファングという最もベーシックな
仕様で、完全フルオリジナルの状態
です。
内外装ともに問題無いレベルの
状態を保っております。
一方、後期型の方は
1991年式
63,000km
こちらはサッコプレートのついた
ボディーにアルミホイールや
革巻きのエアバッグ付ステアリング、
ABSなども付いた豪華?版です。
メッキモールや内装の状態から考えて
車庫保管で大事にされてきたことが
うかがえます。
記録簿はありませんが、過去ヤナセ
にてお任せ整備をされてきたようで
しっかりと整備されています。
左のCピラーに修正歴、左リヤドアの
交換歴がありますので一応修復歴あり
とさせていただいております。
バンパーに傷がありますが交換して
やれば非常にいい車に仕上がります。
どちらも人気のライトアイボリーで、
前期、後期が同時に揃うことは
少ないので、じっくり見比べて
ください。