しばらく更新されていなかったHPをリニューアルいたしまた。
今回のリニューアルでスマートフォンにも対応しています。
新しいHPはこちらから。
2014/10/29
2014/10/23
W203 C180 エンジン始動せず
'03 C180コンプレッサー
同業者さんからの依頼でエンジンがかからないという事でお預かりしました。
フューエルポンプは最近ディーラーで交換済とのこと。
ポンプのカプラーで電源がきていることは確認できましたが、なんかおかしいです。
カプラーの根元近くで配線の被覆が切れています。
で、アース線の端子部がポンプ側の樹脂が溶けて接触不良を起こしているようです。
ですが、ポンプ側の樹脂が溶けたような痕はありません。
その業者さんでは配線関係は触っていないとの事。
フューエルポンプのカバーがあたるような事も無いですし、ちょっと嫌な感じがしますが初めてお預かりする車両なので以前にどのような修理をされたのかはわかりません。
ポンプに直接電源を入れると作動していますので、新しいカプラーと配線を取り寄せました。
リペア用の配線にはオスメスの端子と防水グロメットが組んであります。
必要な方を適当な長さに切って使います。
何かケーブルが固いような気がしますが、新しいケーブルをつなぎ合わせカプラーに組みます。
純正の布テープで仕上げています。
ポンプリレーはその業者さんで替えられてるようなので問題ないでしょう。
2014/10/20
S124 E320T ATオーバーホール
'95 E320T LIMITED
126,000km
新規ご来店のお客様よりATオーバーホール、パワーシート修理などのご依頼をいただきました。
新車からワンオーナーで乗っていらっしゃるそうで、「広島33」ナンバーがついています。
こういった長く乗っていらっしゃる車、なおかつワンオーナーでとなると修理させていただく側としてもうれしくもあり、まだ調子良く乗っていただけるようにあちらこちらが気になってしまいます。
今回、パワーシートの修理でご来店いただいたのですが、まだ今後も長く乗られたいとの事でその他の点検もさせていただく事になりました。
これまでに大きな修理もないようですが、ATは試乗させていただいたところオーバーホールの時期がきていると判断させていただきました。
バック側のインナーディスクは限界ギリギリ、一部剝離しているディスクもあります。
バック側はこれ以上ディスクが摩耗してしまうとドラムも削ってしまい、バック時には異音が出ます。
ほとんどの車両でバック側が先に寿命を迎えますが、完全にバックできなくなってからでは追加の部品が必要になってきます。
まずは奇麗に清掃し新しい部品の組み付けに入っていきます。
2014/10/03
2014/09/22
珍品カセットデッキ修理
ちょっとめずらしい年代物のカセットデッキの修理を依頼されました。
一見ただの古いカッセットデッキですが、
内蔵のハンドルを起すと電源が切れ、手前に引き出し簡単に取り外せるようになっています。
20年以上前のヨーロッパ車によく装着されていましたね。
当地ではデッキの盗難防止のために簡単に取り外せるようになっていたようです。
今回はカセットの挿入、取り出し、再生ができないとの事で持ち込まれました。
カセットデッキの故障のほとんどは駆動用のベルト切れです。
ばらしてカッセット部を取り出したところです。
ベルトは切れていませんでしたが、伸びて絡まっています。
ベルトを交換すれば問題なさそうなので交換します。
ベルトの長さのちょうど良いものを探してみます。
ダイハツの純正カセットデッキのがちょうど良さそうでした。
国産純正品の高年式なのでベルトもまだしっかりしています。
交換して完了です。
古い車両で車内の雰囲気重視だと最近のデッキに交換したくない人も少なくないです。
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