一見ただの古いカッセットデッキですが、
内蔵のハンドルを起すと電源が切れ、手前に引き出し簡単に取り外せるようになっています。
20年以上前のヨーロッパ車によく装着されていましたね。
当地ではデッキの盗難防止のために簡単に取り外せるようになっていたようです。
今回はカセットの挿入、取り出し、再生ができないとの事で持ち込まれました。
カセットデッキの故障のほとんどは駆動用のベルト切れです。
ばらしてカッセット部を取り出したところです。
ベルトは切れていませんでしたが、伸びて絡まっています。
ベルトを交換すれば問題なさそうなので交換します。
ベルトの長さのちょうど良いものを探してみます。
ダイハツの純正カセットデッキのがちょうど良さそうでした。
国産純正品の高年式なのでベルトもまだしっかりしています。
交換して完了です。
古い車両で車内の雰囲気重視だと最近のデッキに交換したくない人も少なくないです。