2015/08/04

ドイツ その4





ドイツ滞在4日目。

朝早くシュツットガルト近郊の

レオンベルクという町に向かいます。






今日のアシはW205。

C220のディーゼルです。


日本仕様のグリルより

こっちの従来からの方が

いいと思いません?



今回この町に来た目的は、

渡ドイツ前から楽しみに

していたイベント。


 SOLITUDE RIVIVAL 


ちょうど滞在中にこんなイベントが

あるなんて、超ラッキーです。



駐車場からして雰囲気よし






ここはは昔サーキットだったところが

現在は公道で使用されています。


で、このイベントではこの公道を封鎖し

サーキットを一時的に復活させ、

そこを往年の車両で走らせるものです。




入場料が19ユーロ。

でもこんなカラー140ページ位の

立派な本が付いてきます。







ヨーロッパのヒストリックカーイベントらしく

コースバリアが ”わら” で雰囲気ありますねぇ。



で、出走車両がすごい事になってまして、

・PORSCHE 917 k  LE MANS
・PORSCHE 907 COUPE
・PORSCHE 908 SPYDER
・PORSCHE 906 COUPE
・PORSCHE 904 GTS
・PORSCHE 356 CARRERA ABARTH
・PORSCHE 718 RS

などなど、あげればきりがありませんが、

2輪を含めフォーミュラーあり、

戦前のスポーツカーなど

ミュージアム級の車両が揃ってます。






ポルシェがメインスポンサーのようで

実際、ポルシェミュージアムからも

たくさん車両が来ており、

小雨の降る中、実際に走らせてました。


ミュージアムショップも併設されていて

こんな感じなら本家のミュージアムに

行かなくていいカモ。



非売品のエナジードリンク貰っちゃいました




とりあえずステッカー購入






ポルシェミュージアムからの車両




917 coupe




356 carrera abarth




356 B carrera GT



911 carrera RSR



みんなベタベタ触ったり、

変な事する人がいないんでしょうね。

これらが、規制線もなく普通に置いてあり、

車文化の違いというか、こういった

イベントに対するマナーの良さに

感心します。













959も展示してありましたが、

だれも興味無し。




今年のルマン24時間で優勝した

「919ハイブリッド」

残念ながらこれは展示用のモックアップです。




YouTubeからの拝借ですが、

当日の様子をいくつか。









午前中は小雨が降るなか観戦。








コースサイドにはレストランや

ビールを売っている所もあり、

みんなが思い思いに楽しんでます。














中の駐車場は参加者の方たちの車でしょうか。

トレーラーハウスがたくさんいます。







午後からは梅津さんのドイツ人の友達が

合流して、みんなでワイワイと。











日本では十分ヒストリックカーの

部類に入る車両たちですが、

この位の車両は入口付近の

道路脇、テント無し、土の上の

かわいそうな扱いです。



朝から夕方まで十分に堪能でき、

すばらしいイベントでした。





明日からはいよいよ

レンタカーでの一人旅。



もう少しお付き合いください。






2015/08/01

ドイツ その3






ドイツ滞在3日目。

今日からが本番です。


今日のアシはアテンザのワゴン。

2,2リッターのディーゼルで

マニュアルミッション。

僕はまだ助手席でならし中ですが。


アウトバーン3号線を西に向かいます。


「アウトバーン初体験」


みんなマナーがいいですね。

一番左側の車線は速い車の

ためにほぼあいています。

200km以上での巡航速度も

体験できました。



で、今日の本命の場所へ行く前に

どうしても行ってみたかった所へ

ちょっと立ち寄ります。





ケルン大聖堂



世界遺産に認定され、

ゴシック様式の建物では

世界最大だそうです。







外からみても相当デカいですが、

中に入っても圧巻です。

昨日のフランクフルトの大聖堂が

小屋くらいに感じちゃいます。


フランクフルトからケルンまで

2時間くらいかかったのですが、

見学は30分くらいでサラッと済まし、

本命の場所へ移動。








「ニュルブルクリンク」

北コースは「スポーツカー開発の聖地」

とも呼ばれ、過酷な条件のサーキット

として有名です。






数年前にこんな感じで遊園地なんか

造って失敗し、破産したみたいです。

建物の中も入ってみましたが、

閑散としてました。



旧ロゴの残っているパドック入り口






今回のニュル訪問にあたって、

サーキットを自身の運転で走ろうと思い、

調べてみると、現在はサーキット用の

レンタカーでしか走行できないようで

何件かのレンタカー屋さんがありました。


でも、このレンタカー結構いい値段とるんですよ。

で、サーキット内に唯一あるレンタカー屋の


を借りようと思って日本から問い合わせ

してみたんですが、週末ということもあって

予約で一杯でした。


しかも週末は6ラップ以上での利用で

最低549ユーロかかっちゃいます。

たぶん1、2週でおなか一杯になりそうなので

とりあえずレンタカーはパス。


でもただ人が走ってるのを見るだけなのも

つまらんので、


に乗る事にしました。







でも結果、このリングタクシーの方が

楽しめたかもしれません。







ドライバーはこのM5専属のドライバーみたいで

トータル7,000ラップは走っているとのこと。

ちょうど僕たちがコースインする前に

事故か何かで一時閉鎖されてたあとだったので

コース内は割と車が少なく、結構攻めた走りを

してくれました。


まあ、慣れているプロのドライバーとはいえ

ブラインドコーナーに全開でつっこんだり、

高低差のあるブラインドもノーブレーキなんで

ちょっとしたジェットコースター気分です。


ただ、車には相当負担がかかってます。

「世界一過酷なサーキット」
「スポーツ車開発の聖地」

には納得です。


 





週末ということもあって、

サーキット内はかなり混み合っていて、

上の写真の様な本気のGT3RSとか

M3なんかも結構多いです。


またお気楽なオープンカーや

本気で攻めてるスーパーバイクなどが

同時に入り乱れて走るわけですから

もし、自分でレンタカーで走ったら

サーキットの1/3も楽しめてないかも

しれません。


そういった意味では「RING TAXI」での

同乗走行は貴重な体験だったと思います。









こんな珍しい車両もチラホラ。



ラディカル



KTMクロスボウ




でもこっちの人は本当にクルマ好きが多いですね。

もちろんコースを走って楽しむ人もいれば、

コース脇でバーベキューをしたりして観戦してます。



明日はもうひとつの本命のイベントへ、、、